価値を上げる

デザインの力で、分譲マンションの不動産価値を上げた事例

当時築後54年を経過しており、老朽化が進んでいた分譲マンション。
共用部分が相当傷んでおり、扉が開かないとか、駐輪場の屋根が風が吹くたびに音を立ててしまうとか、そんな状態にありました。その為に、中目黒駅から徒歩10分以内という好立地にありながらも、近隣相場と比較しても安い金額でしか取引できないという資産性の面でも問題がありました。理事会から相談を受け、ちょうど大規模修繕を行うところとのことだったので、この機会に老朽化に歯止めをかけるだけではなく、資産性の向上も図る為のデザインとして、外壁色のリデザイン・エントランスの意匠性向上・ロゴ製作・植栽・駐輪場の屋根木製化を提案させていただきました。(上記はデザインに関係する箇所のみ記載)

Before


大規模修繕といえば「修繕的要素」、つまり保守の意味合いしか持たないことが多いですが、実は無批判に従前のデザイン(外壁の色など)を踏襲するのではなく、新たに色をデザインし直すだけでも、相当に意匠性が回復して、資産性にも好影響を与えたりするのです。
理事会での検討を経て、予算の兼ね合いから外壁色のリデザインが採用されました。
このプロジェクトでは、透き通って凛々しい青色系の「爽」、自然と同化して落ち着きのある緑系の「隠」、優しい暖色を中心とした「暖」、清潔感のある「静」という、4パターンの色の組み合わせを提案しました。総会にて住民達による投票を行い「隠」に決定しました。
大規模修繕後には、近隣相場と比較して低い価格でしか取引されていなかったものが、約32%上昇して取引された事例が報告されており、デザインの力で資産性を押し上げた例となっております。

After

Contents

works