「食の豊かさと家族のあたたかさ」
一流シェフの想いが縁となった家族緊密型イタリアン
一流シェフの想いが縁となった家族緊密型イタリアン

REQUEST
- 一流ホテルで腕を磨いたシェフが、ご家族とともに東白楽に開いた小さなイタリアンレストラン
- "日常の延長線上にある特別な場所"は、日々が少し豊かになるようにデザイン
- 空間と料理とワインの3要素のペアリングを楽しむ
所在地 | 神奈川県横浜市 |
クライアント | 個人 |
家族経営の“小さな特別”
東白楽に誕生した小さなイタリアンレストラン「オルタッジ ア フォーリア」。一流ホテルで経験を積んだシェフが、ご家族とともに開いたお店です。私たちのチームの一員でもあるカメラマンの家族というご縁から、空間デザインを監修しました。イタリア語で“野菜と葉っぱ”を意味する店名は、娘さんの名前が由来しています。そんなエピソードも背景に、空間にはご家族のあたたかさや優しい空気感が自然とにじみ出るよう意識しました。
すべての人にとって心地よい空間を
店内にはテーブル席・カウンター席・ソファ席の3つのシーンを用意。小さなお子さま連れのご家族がゆったり過ごせるようL型ソファを配置したり、寡黙なシェフの調理風景が間近で楽しめるカウンター席を設けたり、更には仲間とわいわい料理を楽しめるテーブル席も配置しました。あらゆる来店者にとって心地よい場所となるよう、繊細で印象的ながらも、格式張らないゆったり感も両立させました。
経験と想いが共鳴し、東白楽という街にふさわしい食の豊かさを紡ぎ出しています。
経験と想いが共鳴し、東白楽という街にふさわしい食の豊かさを紡ぎ出しています。
みんなの手仕事が織りなす居心地
お店の壁はすべて、オーナーシェフご家族、ご友人、そして私たちの手で塗ったものです。ワイワイ楽しみながら、過去の思い出を語って泣き笑いしながら、少しずつ空間に命を吹き込むような時間でした。完成を目指すだけでなく、その過程そのものが大切な思い出となるように。たくさんの手と心が関わることで、誰にとっても居心地のいい、あたたかい空間が生まれました。
日常を“少し豊かに”する設え
落ち着いた茶色・濃紺をベースにしつつ、ワインレッドのアクセントで上品さをプラス。カウンター席はキッチンと繋がり、家族でも友人でも一人でも、それぞれが肩肘張らずに過ごせるよう工夫されています。
料理・空間・人が調和する“心地よさ”は、この店の日常に寄り添いつつ、訪れた人に日常の中の特別を届けています。
料理・空間・人が調和する“心地よさ”は、この店の日常に寄り添いつつ、訪れた人に日常の中の特別を届けています。
担当 | :佐藤舞子, 和泉直人 |